身体を温める食べ物🤗
こんにちは🌝あんど整骨院交野院です。
最近寒くなってきましたが、皆さん体調崩されていませんか❓
今回は患者さんから質問が多い、身体を温める食べ物について説明します。
身体を温める食べ物
温かい食べ物をとれば冷え性を解消できると思いがちですが、実は食材には体を冷やしてしまうものもがあります。体を冷やす食べ物と温める食べ物の見分け方を知っておきましょう。
すべてこれに当てはまるわけではありませんが、参考として覚えておくと役立ちます。
「旬」を意識する
「身土不二(ふどしんじ)」という言葉があります。「人間の体と人間が暮らす土地は切り離せない関係にある」という意味で、その土地でとれた旬の食材を食べることが、体にとって一番よいというものです。
例えば、バナナやトマトなど、暑い地域で育った物や暑い時期に旬を迎える物は、体の熱を冷ます働きがあります。逆に、寒い地域で育つ物やその時期に旬を迎える食べ物は、体を温めます。1年中同じ食材が手に入る時代だからこそ、旬の物を選ぶ目が必要です。
色、産地、育ち方などで「陰」と「陽」を知る
東洋医学の食養生では、体を温める食べ物を「陽性」、冷やす食べ物を「陰性」の食材としています。見分けるには、主に以下の4つのポイントをチェックするとよいでしょう。
陰性の食材には陽性のものを組み合わせるなどし、陽性の食材を多くとる習慣をつけることが大切です。
- 〔陽性の食材の特徴〕
- 産地:寒い地域で穫れるもの
- 旬:冬が旬の野菜
- 色:赤や黒など色が濃いもの
- 育ち方:土中にまっすぐ育つもの赤や黒など色が濃い食べ物といえば、肉や赤身の魚、人参、ごぼうなどの根菜類味噌などがあげられます。根菜類は寒い時期に旬を迎え栄養素も増えるので、冬には積極的にとりたい食材です。
- 〔陰性の食材の特徴〕
- 産地:暑い地域で穫れるもの
- 旬:夏が旬の野菜
- 色:白や黄色など色が薄いもの
- 育ち方:土より上に育つもの
白や黄色の食材には白米や砂糖なども含まれますが、色が濃い玄米や黒糖、てんさい糖、はちみつなどは陽性の食材です。白米だけで食べるのではなく玄米を混ぜたり、砂糖も精製された白砂糖ではなく、てんさい糖や蜂蜜に置き換えるなどするとよいでしょう。
体を温める食べ物
- 穀物・豆類:玄米、もち米、黒豆、小豆、銀杏、栗、くるみなど
- 肉:鶏肉、牛肉、羊肉、豚レバーなど
- 魚介類:アジ、イワシ、カツオ、サンマ、鮭、エビ、あなご、うなぎ、明太子など
- 野菜:ねぎ、にんじん、かぼちゃ、かぶ、ピーマン、にら、にんにく、しょうが、紫蘇など
- 果物:みかん、りんご、桃、オレンジ、ライチ、さくらんぼ、あんず、ドライフルーツなど
- 調味料:味噌、醤油など
- 香辛料:こしょう、唐辛子、わさび、山椒、クローブ、シナモンなど
体を冷やす食べ物
- 穀物・豆類:小麦、大麦、そば、枝豆、豆腐、緑豆、こんにゃくなど
- 肉:馬肉、鴨肉、動物性脂肪など
- 魚介類:牡蠣、あさり、しじみ、はまぐり、カニ、タコ、わかめ、ひじき、のりなど
- 野菜:きゅうり、トマト、白菜、なす、ゴーヤ、ほうれん草、チンゲン菜、セロリ、かいわれ大根、冬瓜など
- 果物:いちご、バナナ、スイカ、柿、梨、メロン、キウイ、マンゴーなど
- 調味料:酢、白砂糖、ごま油、菜種油、オイスターソースなど