肩こりについて
肩の筋肉が硬くなり、だるさや重さを感じるのが肩こりです。肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、主に首の後ろから肩や背中にかけて張っている僧帽筋と、頚椎と肩甲骨をつなぐ肩甲挙筋が関係しています。
肩こりを感じやすい人とその原因
肩こりを感じやすい人の形態的特徴として、なで肩やいかり肩が挙げられます。
なで肩は肩甲挙筋が他の筋肉と比べて弱くなっていたり、僧帽筋などがうまく働かず下に引っ張られる下方回旋という状態です。
通常、ストレッチはその筋肉を一時的に伸ばすことによって、リラックス効果や筋肉の硬さを取り除いていきますが、なで肩の場合、常時ストレッチがかかって筋肉が伸ばされすぎています。
筋肉が伸ばされすぎるとうっ血が起こり、血行障害や筋硬結が一時的に起きてしまうため、首が回しづらいなどの症状が起こってしまいます。それが続くとストレートネックを合併して発症してしまうことも多いです。
一方でいかり肩の場合は、肩甲挙筋の緊張や僧帽筋上部の緊張がかなり強く、常に背部を中心に力が入った状態です。2つの筋肉が肩甲骨を上の方に回すように引っ張ってしまう、上方回旋といわれる状態になっているため、肩こりが慢性化してしまいます。
いかり肩の人は首の付け根や背中側にかけて血流障害が起こり、だるさや痛み、時に吐き気を伴うことがあります。
肩こりでお悩みなら当院にお任せください
肩甲骨と筋肉が癒着してしまってる人も多いため、当院では肩甲骨剥がし等で血流促進を促し、早急に肩こりのつらさから脱却できる治療を行っております。他にも超音波治療やハイボルテージという炎症を抑えることに特化した物理療法など、こり固まった筋肉に適切なアプローチをすることが可能です。
肩こりが原因となり、腰痛など他の部位に不調があらわれることもあります。自覚症状がない場合や何が原因かわからない方も多いかと思いますが、初診時に一度検査を行い、どこへのアプローチが大切なのかしっかりと判断いたします。安心してお任せください。